M1 Pro搭載MacBook Pro(2021) 14インチとmacOS Monterey レビュー
ついに新しいM1の改良版とも言えるM1 ProとM1 Maxが発表されましたが、M1 ProのMacBook Proで14インチを新しく注文して届きましたのでレビューを書いてみます。
M1 ProのMacBook Proが届いた
早速届きました!販売が開始されて5分以内で購入したのですが発売日より2-3日あとになりましたね。パッケージの箱の分厚さが少し薄くなったように思います。
今回は以下のようなスペックで注文しました
- 32GBユニファイドメモリ
- 2TB SSDストレージ
- Touch ID搭載バックライトMagic Keyboard – 日本語(JIS)
- 10コアCPU、16コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M1 Pro
- 14インチLiquid Retina XDRディスプレイ
- Thunderbolt 4ポート x 3、HDMIポート、SDXCカードスロット、MagSafe 3ポート
- 96W USB-C電源アダプタ
- アクセサリキット
14インチMacBook Proと16インチMacBook Pro – Apple(日本)
今回もスペースグレーにしました。シルバーの方が好きかもしれませんが、デフォルトだとスペースグレーになったような気がします。急いで買ったのでこのカラーになってしましましたが次回からはシルバーにしようかなと思います。
箱から出してみると以前までのMacBook Proよりも数ミリですが分厚くなっていてちょっと弁当箱みたいな印象を受けました。角の丸みも強くMacBook Airなどと比べるとスポーツカー vs 戦車みたいな強さの違いを感じますね。
見た目の違い
ディスプレイの下にあるMacBook Proの表記がなくなっていて、タッチバーもなくなっています。5年ほどはタッチバーを活用していたように思いますので最近やっと使い勝手の良いカスタマイズを見つけられた事もあり、突然なくなってしまうと寂しい感じはあります。
iPhoneの様にカメラ部分のノッチが増えました。これにより可能な限り画面の枠をギリギリまで使えるようになりました。表示領域が広くなり、画質もよくなっているので以前の16インチと比べてそんなに小さくなったなという感じはしませんでした。
キーボードの違い
既存であったMacBook Proのキーボードはあまり使っていなかったのですが、ワイヤレスで使えるMagic Keyboardと似た感じの打鍵感になっていると思いました。今までのよりも打ってる感じがして新しいキーボードは良い感じですが、またゴミが入りがちだったり、ゴミが挟まっているとディスプレイが割れてしまう問題などありましたので、その辺りが改善されていると良いですね。ひとまず使ってみるしかないかなと思っています
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Corei9からM1 Proに乗り換えようと思ったきっかけ
2019年、コロナ禍に突入したことによってzoomなどを使ったオンライン会議が一般的になりましたのでスペックが必要なマシンとしてCorei9で64GBもメモリーを搭載したMacBook Proを買ったのですが、とっても高くてスペック的には満足しないはずがないと言ったモンスターマシンを購入したのですが高すぎて使いこなせてない感じがありました。
最強のMacBook Proを買っていましたが、贅沢な悩みですが少し悩んでいました。
- 16インチは大きすぎる・重い
- 充電の持ちが足りない
- 高すぎて売却できない
16インチは大きすぎる、重い
MacBook Proは少し太めで画面が大きいので外でも大画面で作業できるのですが、革製品などのカバンだとMacBook Proは入りません。大きすぎるのです。
充電の持ちが足りない
常にそんなパワフルに動作してくれなくても良いのですが、どうしてもパワーが出せてしまいます。そうすると消費電力も大きく、また充電にも時間がかかりますので外出先で長時間作業というのは電源がないと少し不安があります。
高すぎて売却できない
43万くらいで購入していて2年も使っていないので30万に近い値段で売りたいなというのが正直なところです。ただ、20万を超えると高いと言われてしまいます。あんまり使っていないしまだ2-3年は現役でいけそうなのに20万以下に下げるなんて….なんかもったいないので次はそんなパワフルすぎないマシンにしようと思いました。
パワフルすぎても困るということです!
以前買った時のレビューは以下よりご覧ください。
M1とM1 Proとの違い
まずM1からM1 Proとなったのですが、M1は外付けディスプレイが1枚しか接続できないと言われていました。今回のM1 Pro 、M1 Max から2枚以上のディスプレイに対応しています。実際にUSB-Cタイプで2枚のディスプレイを接続してみましたが、グラフィックボードを搭載したMacBook Proと同じく4Kのディスプレイ2枚以上を接続する事ができました。
macOS Montereyを使ってみる
M1ProのMacBook ProにはmacOS Montereyが最初からインストールされています。Big SurのCorei9のマシンがありますが、そんなに変わっていないかなという印象です。
アプリの「ショートカット」はiPhoneやiPadで作ったものが編集したりできるようになっていました。似た機能として今まであったAutomatorも残っているようです。iPhoneアプリと連携しているスマートホーム系は使えないようでした。期待していたのですが残念です。
スマートフォンの方のアプリとの連携はできないようですので、Automatorの方が今はまだ便利かもしれません。
エンジニアのための開発ツールを試してみる
普段はRubyMine、PHPStormなどのJetBrains製のツールを入れていますので、早速試してみようと思います。現在つかっているCorei9のマシンと比べても全然遅くないように思います。プロジェクトもアナライズも変わりなくCorei9の時の同じくらいのスピードです。知り合いによるとM1のRAMが16GBだとちょっともっさりという印象だったらしくM1ProとRAMが32GBであれば快適だと思います。
まだ試してないのですが、MySQLについてネイティブで入らないといった事を知り合いから聞きましたがDocker経由にすればインストールできるようですので環境構築してみてまた追記しようと思います。
デザイナーのためのデザインツールを試してみる
Adobe PhotoshopとAdobe IllustratorとAdobe XDをためしてみたのですが、どのツールも2秒ほどで開きました!とても心強いパフォーマンスです。データの移行がまだ完全ではないのでちょっとずつ移動をしていければと考えています。
ただ、問題があるようで、PhotoshopのWEB用書き出しはM1版Photoshopだと書き出しに失敗してしまうようです。開発元のAdobeのフォーラムで調べてみたところ、inel版のPhotoshopをインストールしてRosetta2で起動するしかないようです。
Rosetta2は素晴らしいですね。全く動作に問題ないように思います。Rosetta1の時の事を考えると、半年くらいで完全移行を求められる可能性があるかなと思いますが、どうなるでしょうか。
アクセサリ
M1 ProのMacBook Pro 14インチの持ち運びケースを買う
ケースをヨドバシカメラに探しに行ってみたのですが、14インチというサイズは一般的ではないようで13インチと15インチ、13.5というものがありました。今回は入るか試しながら13.5インチのケースを購入して持ち運び用に購入してみることにしました。
AppleCareに入ってみた
購入から30日以内であれば追加購入できるAppleの公式保証サービスです。年間11000円ほどしますが、今回のMacBook Proは基盤が壊れると20万くらい修理代がかかるのではないかと憶測が流れていたのでなんともいえないですが不安ですので保証に加入してみようと思います。
もし購入時に入っていない場合は届いてから30日以内であればmacOSからAppleCareに入れるようです。今までのMacでは必要性を感じていませんでしたが、今回のM1Proモデルは長く使える気がしているのと毎年更新という形で入れる様なので心強いなと思いました。
サポートタブを開くと保証やサポートを受ける画面になります。AppleCare 保証を追加できますの右側にある「追加…」ボタンを押します。ハードウェアの修理についてOSからサポートへ導線があるのはありがたいですね。
少しわかりにくいのですが、AppleCare+と書かれていてサポート内容が書かれている白い四角い枠がクリックできる様になっています。そちらをクリックすると、支払いのクレジットカード情報を確認するページが出てきまして、AppleIDに紐づいているものが適応されます。
クレジットカード決済などが完了すると上のような画面に変わりサポートに加入できたことになります。WEB側の画面が少しわかりにくかかったですが、とっても簡単に加入することができました。
おまけ(MacBook Proと一緒に注文したアクセサリ)
M1ProのMacBook Proを注文したタイミングで同時に注文したのですが、届くのがだいぶ後になってしまいました。Macよりも遅いという事はそんなに注文されないと思っていたか、本当にたくさんの注文が入ったんですかね….
箱のサイズは長4の封筒と同じサイズくらいのパッケージでCDケースくらいの厚みがあります。
中身はミニタオルくらいの分厚さの布です。見た目は皮素材の裏側のような感じです。
実際に画面を拭いてみた感じだと綺麗になっているとおもいますが、眼鏡ふきのクロスとどれくらいの実力差があるかはなんとも言えないかなという感じでした。
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M1 ProのMacBook Pro 14インチはこんな人におすすめ
まだメインマシンとして使用するにはソフトウェア面で少々不安な点が残っていますが、パフォーマンスもやハードとしてのサイズ感良いと思いました。
新しく買う人
- ビデオ編集や音楽制作をやりたいと思っている人
- JetBrainsのエディタやVisual Studio Codeを快適に使いたい人
買い替えの人
- M1のMacBook Airを買ってない人
- intelのMacBook Airの人
- intelのMacBook ProでCorei7の人
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