一度は泊まってみたい憧れの星野リゾートの低価格で泊まれるブランドOMO。OMOブランドとして全国に10拠点ほどあるようです。住んでいる駒込から少し自転車で行ったところにある大塚駅にあったので気分転換に泊まってみました。独特な雰囲気のある客室で非日常を楽しむことができました。
星野リゾートのOMO
高級な温泉旅館などを運営している星野リゾートはちょっと気合の入ったタイミングしか泊まれない私ですが、リーズナブルに泊まれておしゃれな空間が楽しめる星野リゾートOMO5東京大塚というものが近所にありましたので「ちょいワーケーション」ができればと思い泊まってみる事にしました。
再開発された未来都市感のある大塚北口
大塚駅の周辺は友達が住んでいたので何度か訪れたことがありましたが、最近は全く縁がなく久しぶりに降りました。大塚駅前は実家のある地方のようなどこか雰囲気でさらには路面電車も走ってたりして、山手線の駅とは思えないほど余裕のあるロータリー。でも路面電車が走り、タクシーに乗る以外は何もないといった感じの街でした。
大塚駅には「ba」とついたビルがたくさんある「being&association」の略で大塚駅の北口を中心に再開発がされ、観光、宿泊、居住、ビジネスビルが綺麗に並んでいます。
近代的なデザインの大塚駅前のロータリー、広場、ホテル、マンション、雑居ビルが立ち並んでいます。空間にちょっと昭和感あふれる都電荒川線の路面電車が走っています。演出された昭和感と未来が融合したようなデザインになっていてとてもカッコイイです。
ironowa ba project | 山口不動産株式会社
OMO5の近くにある東京大塚 のれん街
OMO5の北側の通りには路面電車が走っています。そのさらに北の区画には東京大塚のれん街があります。10軒ほどの昭和感あふれるコンセプト居酒屋が並んでいます。代々木駅あたりや歌舞伎町にある、のれん街の系列のようです。レトロモダンの少し懐かしくおしゃれな外観から内装、料理までプロデュースされていて目を引くメニュー名で安くて美味しい。和食、イタリアン
星野リゾートOMO5東京大塚にチェックイン
格子の隙間から日差しが差し込み美しいですね。こちらは東京大塚OMO5行き専用のエレベーターのようです。4Fにフロントがあるのですが、こちら専用エレベータで上がってから別のエレベーターに乗らないと客室に行けないようになっています。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置のためそれぞれのOMOにいるOMOレンジャーによる街ガイドは開催されていないようです。落ち着いたら復活してほしいですね。地元の人に案内してもらえるのはとても楽しそうなので残念ですがまたの機会に期待します。
駅名のプレートや吊革があってとても楽しい空間ですね。友達や家族と泊まるといろんな写真が撮れて楽しそうですね。
OMOのグッツやおしゃれなセレクトグッツが置かれていました。
駅の方面が見られる大きな窓があります。バルコニーがあって少し外に出られて駅前の広場を見渡すことができます。
フロント台の裏側にカフェスペースがあります。手前のテーブルは大きな席でコンセントが各席に備えられています。昼間はノマドワークの方でいっぱいで仕事をするならこの席になるかなと思います。他のテーブル席には電源がありませんでした。こちらで作業をしている人が多く座れそうな気配がなかったので部屋で作業するしかないかなと思いながらひとまずチェックイン
フロントの担当の方が立っていて昼間は撮影できませんでしたので夜に撮影しました。
フロントで担当の方に名前を伝え、予約の確認をしていただいてからチェックイン端末に案内されチェックイン。
ペンタブレットで名前をタッチして入力し、チェックイン端末は2台あり2組まで同時にチェックインできるようです。クレジットカード決済や現金決済をし、カードキーの受け取りまで完了できます。
チェックアウトは基本的には11時、希望によって14時ごろまで1時間ごとに1時間1650円で延長できるようです。事前申請が必要で後払いですがゆっくり滞在をしたい人は延長をしておくと良いですね。
OMOのロゴが書かれているTシャツは室内着です。こちらは有料になっていまして部屋には備え付けの浴衣などはありません。フロント階にあるこちらの室内着をレンタルする形になります。もちろん持ち込んでいればその必要はありません。決済は現金かPayPayであればそのままできるようですが、必要に応じてフロントでカード決済もできるかもしれません。聞いてみてないですが….。200円で上下セットが借りれるようです。
TシャツはフリーサイズなどではなくSS、S、M、Lなどのサイズ展開がありました。
パンツにもシャツにもポケットがないので忘れ物はないかもしれませんが室内で過ごすのに常に物を手に持っていないと行けないのはめんどくさいなと思いました。せめてズボンにポケットがあればスマートフォンなど入れられますね。
Tシャツコーナーの横にはOMOのロゴが並んだ撮影コーナーがありました。一人で訪れたので今回は撮影しませんでした。友達や家族などと泊まるときはぜひ利用して、それぞれのOMOで撮影してコンプリートしたいところですね。
OMO5東京大塚のやぐらルーム
今回の宿泊は13階でした
フロント階からのエレベータはカードキーをタッチすることで自分の客室の階が押せるようになります。フロントまでのエレベーターはどうやらカードキーがなくても使えるようで宿泊者じゃない方が深夜にトイレを借りに上がっていました。セキュリティー的にどうなんだろうと少し思いましたがフロントまでは仕方ないですね。
客室階にエレベーターで上がると細長い窓があって近くの景色が見られました。都心の方に向かった景色ですがランドマークが見つからなかったですね。南向きなので夕陽が綺麗に見られました。
今回は1304号室にお泊まり
入り口を入ると秘密基地のような空間。ビジネスホテルでよくあるカードキーを差し込まないと部屋の電気がつかないようなものはなく、カードキーがフリーの状態で電気が維持できました。これはちょっと嬉しいですね。
一般的なビジネスホテルと同じくらいの部屋のサイズなのではないかと思いました。天井の高さも一般的なビジネスホテルに近いですがやぐらがあることでくつろげるソファースペースと寝室スペースに分かれています。
とても効率的な感じの壁収納。おしゃれさもあり機能的で家にもつけたいくらい楽しい気持ちになります。狭い空間でもこのような棚であれば廊下を圧迫したりしないですね。引っかからないように注意しながら通らなくて良いのでとてもちょうど良い木の太さだと思いました。
一番上の段にあるのはタオルです。室内にあるお風呂で使うフェイスタオルとバスタオルがかけられていました。
右の方には歯ブラシもコップなどに置かれています。鏡の対面には洗面所があります。
広くて使い勝手の良いお風呂でした。木の桶と木のイスがとてもいい雰囲気を出していますね。水圧もちょうど良い感じでお風呂を溜めるのも、すぐに溜まりました。
少し残念だったのは換気扇が回っていないのか僕の泊まった部屋のお風呂は少しカビっぽい気がしました。素敵な部屋だけにとても残念でした。
廊下へのドアの横にはトイレのドアがあり、その隣にはお風呂のドアがあります。客室の廊下部分とくつろぎスペースは上からロールカーテンでブロックできるようでした。脱衣所がないのでそういう時に使うかもしれませんね。
全ての棚を開けてみたのですが、上の一番大きい扉には予備の布団が置いてありました。そのまま使えてしまうようですがフロントに連絡して追加料金を支払う必要があるようです。所々こんなオプションがあるよという感じが出ていますが自己申告でオプションを利用した事を伝えないといけないようです。良心に任せるこのスタイルはいつまで続けられるかちょっと心配ですね。前の人がいたずらしていたらどうなるのか、少し心配なのでオプションのものは部屋になくてもいいのではと思いました。
下の扉の部分には冷蔵庫が入っていました。一般的なビジネスホテルにあるような小さい冷蔵庫です。
どうやらテーブルが見当たらないようです。椅子や机があって作業がしたいという方にはこのやぐらルームはオススメできないかもしれません。
大きなソファーと大きな窓があります。窓はとても開放感があり大塚の駅前の広場やのれん街が見渡せました。遮光性の高いロールカーテンが付いているので寝る時もゆっくり過ごせるようです。大きなソファーは棚スペースにあるシーツなどを使ってベッドとしても使えるようです。
部屋奥の角にある間接照明は独立していて部屋にあるスイッチではつけられなかったです。手動で紐を引くと付くタイプの照明でした。
くつろぎスペースの上にある寝室スペースには2人分のマットレスが敷かれていてとてもスペースが有効活用されているように思いました。ロフトのような感じですが、しっかりと整備されているので暑かったりすることもありません。
くつろぎスペースから階段で上がるのですが頭を打ってしまいました。そんなに背が高くない私ですが背が高い方だと結構寝室スペースに行く時には頭を打ちやすそうなのでご注意した方が良さそうです。
WiFiのパスワードが書かれていますが、固定かもしれないので念のためモザイクにしてあります。
くつろぎスペースの壁にあるホテルの利用方法のしおり。フロントで利用できるサービスやオプションについて、モーニングについてなどが書かれています。
チェックアウトが14時まで延長できることが書かれています。
部屋の清掃についての注意点なども書かれていますね。
部屋に置かれているオプションのシーツの敷き方が書かれています。3人以上で泊まる時はこちらを参考に自分でソファーにシーツをかけるようです。
宿泊予約時に購入していなくても追加料金を支払えば注文できます。パンやスクランブルエッグ、ベーコンなどのアメリカンブレイクファーストはとても人気なのと手間がかかるようで30-40分待ちとなっていました。すこし時間に余裕がありませんでしたので今回はリゾットにすることしました。
星野リゾートOMO5東京大塚に泊まってみて
写真で見た時からワクワクしていましたが、一般的なビジネスホテルに泊まる時と違ってワクワクしながら楽しい時間を過ごすことができました。やぐらがとても新鮮で自分の部屋も少し狭いのでやぐらルームのように改造してみたいなと思いながら何もしていなくても楽しい時間を過ごす事ができました。
ワーケーション的に泊まってみたのですが、やぐらルームだとテーブルとイスが揃っていないので仕事をするのは難しそうだなという感じがありました。あきらめてくつろぐ事ができました。
今回の滞在ではまだコロナ禍のまん延防止等重点措置でしたので近所の居酒屋さんなど飲食のお店が夜に空いていない所が多く、夜の散歩をしながらお店を開拓するという事ができずとても残念でしたが、今後は少しずつ楽しむ事ができると思います。
コロナ禍が落ち着いてイベントが開催されるようになれば、遠征で地方から出て来た方グループで泊まる場合はとても良さそうですね。池袋は隣の駅なのでとてもアクセスが良く良いと思います。