災害時などの緊急時でも使える衛星インターネットSTARLINK(スターリンク)を買ってみた

最終更新日

最近は地震が増えていて自分の住んでいるところでもいつ地震が起こるかわからな状態に。もし突然災害がやってきた時に最新の情報を得るには今やインターネットは不可欠。切り離されてしまった陸の孤島ではできる事も少ないでしょう。そこで活用できるのが有線接続が必要ない衛星インターネットのSTARLINK(スターリンク)です。

STARLINK(スターリンク)とは

STARLINK(スターリンク)は地球のほぼ全域で利用できるインターネットサービスです。地球の周りを低軌道で飛ぶ人工衛星と家庭用のアンテナの通信をする事でインターネットの接続ができます。また、宇宙と通信しているにも関わらず、200Mbps以上のスピードが出てほぼ有線と変わらないほどの通信スピードが出せるのが特徴です。

プランは一般に公開されているプランは、固定した場所で利用するプラン、移動しながら利用するプラン、船で利用するプラン、船でグローバルに移動する前提のプランが存在し月々6600円ほどから利用することができます。

STARLINK(スターリンク)の公式サイト

Starlink
STARLINK
High-speed internet. Available almost anywhere on Earth.
www.starlink.com

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STARLINK(スターリンク)を使ってみたい

アンテナの値段が55000円ほどとちょっと使ってみるという感じだと高すぎるのでなかなか手が出ないなと思っていました。公式のオンラインサイトから申し込むのが一般的だと思いますがCOSTCO(コストコ)で直接購入すると、20000円引きで購入でき、なんと30000円ほどになるというキャンペーンが開催していまして、さらには昨今の自然災害が多発していた事もあり、家に備えとしてあるのは良いのではないかと思いましたので購入に至りました。

STARLINK(スターリンク)の箱を開けてみたところ
STARLINKの箱を開けてみたところ

さっそく箱を開けてみたところ、アンテナとアンテナを支えるスタンドが一番上に入っていました。

アンテナの支柱はモーターと連動しているのかかなり硬くなっていますので、無理やり動かすような事はしない方が良いです。

Starlink(スターリンク)のアンテナを取り出した後
STARLINKのアンテナを取り出した後

STARLINK(スターリンク)の要になるルーターとアンテナから伸びているケーブル、シールが入っています。なぜかアンテナに猫が乗っているのですが、何をモチーフにしているかあまりわかっていません….。

STARLINKで電波をつかむ

Starlink(スターリンク)のmini USBのような形状のコネクター
STARLINKのmini USBのような形状のコネクター

こちらでSTARLINKのルータに接続することができます。防水のためのパッキンがついているのでやや接続時は詰まったりして不便を感じますが、ルーター自体を室外に置いておくこともできそうで雨が降ったりしても安心して使えますね。

Starlink(スターリンク)をケーブル接続して実際にインターネット接続を試みているところ
STARLINKをケーブル接続して実際にインターネット接続を試みているところ

ベランダでマンションの建物から一番離れたとところに設置しました。どうやら近くの人口衛星は北側にあるようで、ちょうどマンションと被っているようでした。ベランダの狭いマンションやマンションの裏に衛星がある時は通信が不安定になりそうな予感がしました。

STARLINK(スターリンク)のスピードテスト

Starlink(スターリンク)のスピードテストとGoogleのスピードテスト
STARLINKアプリ内のスピードテスト(左側)とGoogleのスピードテスト(右側)

STARLINKアプリ内にあるスピードテストとGoogleのスピードテストそれぞれやってみました。
100Mbpsから220Mbpsの間でかなり開きはありますがXやYouTubeを見る程度であれば全然問題ありませんでした。

天候が良くない日に試してみたのですが、特に変わらなく200Mbps前後出ていたので曇りくらいだと影響は少ないと思います。

アップロードに関してはまずまず。大容量ファイルのアップロードは試みていないですが、コンテンツ制作者などでなければそこそこ満足できるスピードなのではと思いました。

STARLINK(スターリンク)を収納してみる

Starlinkアプリの「設定」画面「STARLINK」タブで「STARLINKを収納モードにする」が存在する
STARLINKアプリの「設定」画面「STARLINK」タブで「STARLINKを収納モードにする」が存在する

一時的に使ってみたいという方は使い終わったら箱に収納したいと思うかと思いますが、アンテナは自由自在に動きますので衛星の方向に合わせて向いてしまったアンテナは箱に詰める事ができません。

アンテナの平らな面が衛星に向けて固定された状態だと出荷時に入っていた箱には入らないような方向で固まってしまっている可能性があります。その場合はただStarlinkのルーターの設定をリセットするだけでは元の方向に戻らないので、移動してもう一度使うとなった時にリセット損になってしまうかもしれません。そんな時にSTARLINK(スターリンク)のアプリから収納モードにする事ができます。

STARLINKアプリのメニューから「設定」の「STARLINK」の「STARLINK」を収納モードにするをスライドで収納用の方向にアンテナを調整する事ができます。

STARLINK(スターリンク)設定をリセットする

STARLINKのルータを工場出荷状態にリセット
STARLINKのルータを工場出荷状態にリセット

リセットボタンというのが存在しませんが、電源のコンセントを6回すばやく抜き差しするとリセットされるとアプリ上で表示されます。

アプリ上の表示だとSTARLINK(スターリンク)ルーターと電源ケーブル側を抜き差しして欲しいと言った表示になりますが、そちらだと水没対策のゴムパッキンがあってそんなに早く繰り替えす事は難しいでしょう。コンセントとプラグ側を抜き差しすればスムーズにリセットする事ができます。

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STARLINK(スターリンク)を実際に使ってみて

起動して10分ほどで衛星と接続し200Mbpsのインターネットが接続できるという事で、キャンプなど山中で使う場合、工事現場、災害地域など一時的にインターネットを利用したい場面では非常に便利に使えると思いました。

200Mbpsほど回線スピードが出るのでYouTubeなどの動画コンテンツを見る場合でも突然シークをしてしまっても、家の回線と同じくらいの感覚でシーク先から再生されました。とても安定していると思います。

上のようにマンションのベランダが広ければ良いですが、ドアから100センチほどしかない一般的なベランダだと自分の住んでいるマンションと衛星の位置が被ってしまってなかなか良い感じに電波をつかんでくれないのではと思いました。

STARLINK(スターリンク)の公式サイト

Starlink
STARLINK
High-speed internet. Available almost anywhere on Earth.
www.starlink.com

東京でシェアハウスをしています。ウェブサービス系のエンジニアとして活動しています。生活に取り入れると便利なモノやウェブサービスなどの紹介をこのブログで配信していこうと思っています。 過去に家を持たないホテル生活を2年し、オープンなシェアハウスなども3年ほど経験。衣食住を楽にする方法を模索しています。 このサイトでは広告の掲載やアフィリエイトリンクを含んでおります。 twitter: hatch2

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