VanMoof X3を1年使ってみて、デフォルト設定だとUSやEUモード向けな設定になっているなと感じたのでもっと快適にVanMoofを使えるように細かく調整をする理由などを紹介いたします。
VanMoof X3とは
オランダの首都アムステルダム発のe-bikeブランドです。ただ電動アシストしてくれるだけなく、ギアがオートマチックで走っていると自動的に切り替わっていきます。電子鍵がついていて、スマートフォンを持ち歩いていればロック解除が簡単にできます。
詳しくはVanMoof X3が届いてからの話をまとめた記事がありますのでそちらをご覧ください。
VanMoofのギア設定
デフォルトで用意されている「Flat」や「Hilly」は海外仕様のアシストならうまく動くようですが、日本の法律に準拠するためにアシストが24km/hまでしかされないのですがとてつもなく重くなるのでここから加速するのは至難の業なのですが、26kmなどにならないと4つ目のギアになりません。これでは下り坂など相当楽なタイミングにしか4にならないのです。もったいない!もっと活用すべきという感じでした。
左のスクリーンショットの「Custom」を選択し、「Edit」を選択、その後に右の画面のギア編集画面で「Gear 3 to 4」を22km/hに変更すると日本のアシスト基準である24km/hよりも低くする事で4ギア目を活用できるようになります。
USモードは使わない方がいい
VanMoofはiPhoneのタイムゾーンを日本に設定しているとVanMoofが日本の法律に準拠したモードになるのですが、海外のタイムゾーンに設定してVanMoofアプリを開くと海外仕様のアシストが利用できます。設定後に日本に戻してもUSモードが維持されるようです。
こちら法律に引っかかるような30kmが利用可能となりますが公道では利用しないでくださいね。
ちなみにこちらのモードで遊んでいたらギアチェンジが壊れてしまいました。具体的にはギアが切り替わらないので常にギア1になってしまうと言う状態です。電動アシストは効いてるかなと言う状態でした。日本のモードをおとなしく使うようにしましょう。
修理にはお金がかかりますが、「Peace of Mind メンテナンス」のオプションに入っていたので交換代金はタダでしたが結構高くつきそうです。
フロントキャリアはカッコイイけどなくてもいいかも
3ヶ月ほど使っていましたが、見た目はかっこいいなって思いました。また普通の一般的な自転車と違ってフレーム側に固定するので、大型トラックみたいなまわり方でタイヤに追従しない感じで曲がる時もおおーすごいぞ!ってなります。
実際の使い心地ですが、ちょっと微妙だなという感じでした。カゴの隙間が大きすぎるのでネットなどをつけた方がよいかもしれません。鍵だったり、スマートフォンなどだとすり抜けて落ちてしまうのです。お弁当とか食材、惣菜などを運ぶには袋に入れないと網目から落ちてしまうかもしれませんし、少し浅いので高さのあるものを入れるとバランスによっては落ちてしまうかもしれません。
車で運ぶ時も少し長くなってしまうのでない方がいいかもしれないと思いました。荷物は基本リュックサックに入れるなどすると良さそうです。最終的に手放すという判断をしました。
PoweBankはマンション住みの人の強い味方
共用部のコンセントを勝手に使うのは犯罪になってしまう可能性がありますので、自分の部屋に持ち込みができない人はポータブル充電器を使ったりするしかないのですが、VanMoof公式の追加バッテリーPowerBankを使えば60%くらいは回復させてくれます。Ankerなどの外部バッテリーよりも容量は小さめのようですが効率よく、しっかり充電してくれるので安心ですね。
通勤で利用している人で、30分以上利用する場合は切れかけてきていてもPowerBankがあればすぐに出かけられて心強いと思います。
気のせいかもしれませんが、PowerBankで充電したのとコンセントで充電したのとでは減りが少し早いような気がするので可能であればコンセントから充電するタイミングも作った方が良いかもしれません。
以前VanMoof PowerBankを紹介した記事
VanMoofをまだ持ってない方へ
VanMoofはアムステルダム発のe-bikeです。電動アシストとオートギアチェンジが特徴で盗難対策もばっちり。2021年に購入しましたがとてもおすすめです。筆者的にはVanMoof X3がおすすめです。
VanMoofが気になる方は以下のコードを使って購入いただければメンテナンスオプションや、3年間のバイクハンター、アクセサリが12500円引きになります。僕にも100円のリターンがあるようですので是非是非使っていただければと思います。
https://www.vanmoof.com/ja-JP
VRR#KY4F-V5HY-E3N7