Macアプリサブスク「Setapp」で本当におすすめアプリ紹介
Macで使うソフトはMacAppStoreからダウンロードすることができますが、サードパーティーのアプリサブスクリプションサービスSetappからだと買い切りのソフトウェアも月々契約することで利用することができます。
最近では有料のツールもサブスクリプション化やバージョンアップのたびに課金が必要なツールが多いので、全てのアプリケーションが詰まっていると言うわけではないですが、とてもおすすめなアプリも多いので紹介しようと思います。
Setappを利用すると使ってみたいソフトがサブスクリプションで試せる
MacAppStoreにあるソフトが全部使えるというわけではなく、だいぶ限られたソフトになりますが、Macアプリで有料ソフトが月々$9.99 (1200円)ほどから利用できというソフトです。Setappに登録しなくてもMacAppStoreから直接購入したり、ウェブサイトでライセンスを買ったり、サブスクリプションに入る事で使えるソフトがほとんどです。
いろいろとアプリが登録されているのですが、英語なのでとりあえず使ってみるしかない….ということで8号が使ってみてよかったツールなどを紹介いたします。あまり気にしていなかったのですが、アプリのほとんどはローカライズされておらず英語のまま使わないといけないというソフトがほとんどですので日本語のソフトが良いという方は向いていないかもしれません。
Setappを登録・インストールしてみる
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Setappのサブスクリプションで使えるオススメのツール
Setappにはたくさんのソフトが登録されていますので、とりあえず使い始めるのにどんなソフトを使いたいか自分で選ぶ必要があります。オススメも表示されるのですが、入れてみて試すしか本当に便利なのかわかりません….
8号が利用してみておすすめのソフトを紹介するのでSetappを導入するか迷っている人やサブスクリプションに入ってみたが利用するソフトに困っているという人に紹介いたします。
利用を始めて半年ほど経ちますが本当にSetappはおすすめです。
紹介しているアプリは以下のものになります
- CleanShot X
- Structured
- ClearVPN
- DisplayBuddy
- Bartender
- NotePlan
- Dash
- Paw
- TablePlus
- Backtrack
- BetterTouchTool
- Squash
- Lofi Garden
CleanShot X
スクリーンショットを撮るソフトです。画像だけでなく動画にも対応しています。Macのデフォルトのショートカットを上書きして稼働してくれるのですぐに導入することができますね。
スクリーンショットを撮ると画面左下に並べてくれます。最大枚数は試していないのですが8枚くらいは並べられるのではないかと思います。Macの標準のスクリーンショットだと一定時間は画面の左端に表示されて保存するか削除するか決められますがCleanShotXは削除ボタンもしくは保存ボタンを押すまで表示され続けています。
そこからメールやチャットにドラックするとすぐにスクリーンショットを利用することができます。保存したり、赤文字を追加したりすることもできるのでリモートワークで指示を出したりする時にはとても便利ですね。
動画にも対応しているようで撮影するとmp4にして保存してくれますが、撮影前に設定するとGIFにもしてくれるようです。動画のオプションではクリックしたらアニメーションをつけてくれたり、ショートカットを入力するとそのボタンを表示したりしてくれるようです。音声もMac内の音をつけたり、マイクの音を追加したりできるようですのでリモート会議でどうしてももう一度確認しながら議事録を書きたい時などはとても良いと思いました。
mp4で保存する時はQuickTimeで画面録画した時と同じくらいのサイズになってしまうようで1時間の会議で2.5-4GBは行ってしまうように思います。キープするにはエンコードする必要がありそうですね。
スクリーンの録画機能にはバグがあるのか、2重に録画できていて録画停止ボタンを押すと2つ保存するダイヤログが表示されることがあります。バグのせいで録画時はとっても重くなるタイミングがあります。QuickTimeで録画する方が安定している様に思います。
Structured
タスクの一覧とスケジュールを管理するソフトです。タスク受信ボックスは本来有料プランではないと連携できないのですが、Setapp経由でインストールした場合はMacのリマインダーと連携することができます。リマインダーから取り込んだタスクを1日のタイムラインに並べてその日に行うタスクを管理することができます。カレンダーアプリで全てを管理しようとすると大変ですが別途Structuredを利用することでカレンダーアプリとは切り離して時間の管理をする事ができます。
以下の記事で詳しく紹介しておりますのでそちらも是非チェックしてくださいね。
ClearVPN
気軽にVPNを利用できるツールです。setappを提供するMacPawのサービスのようで、外出先などでWi-Fiを利用する時など情報漏洩の可能性を減らすことができます。
また、必要に応じて接続元サーバを設定することができ、クイックだと日本国内からのアクセスにできますが、サービスによって特定の国ではないと利用できないものを利用したい時などに特定の国を指定してその国からのアクセスのように見せることができます。
ソフトを起動し1クリックからVPN接続できるため難しい知識なく使い始める事ができるのは非常に魅力的なのではと思いました。setappをiOS向けのライセンスも買っていればスマートフォンからも利用できます。
DisplayBuddy
Macのキーボードでサードパーティ製のディスプレイの明るさや音量ボリュームを調整できるソフトです。
サードパーティ製のディスプレイはボタンをポチポチして自分で明るさなどを調整しないといけませんでしたがこちらのソフトを使うとApple以外のサードパーティのディスプレイもメーカーや接続方法は限られていますが自由にMacのメニューバーから明るさとコントラスト、ディスプレイのスピーカーの音の大きさまで調整きます。
シンク機能があって、Macのディスプレイとサブディスプレイを同じ明るさくらいにゲージを設定しておくとMacとサブディスプレイを大体同じ明るさくらいで調整してくれます。プリセットも保存できるようなので、昼間の明るさと夜の明るさを登録しておけばすぐに調整できます。
対応ディスプレイについてあまり調査していませんが、HDMIかUSB-Cで繋いでいるディスプレイであれば対応すると思います。
Bartender
Macのメニューバーにあるステータスメニューで表示させるものをコントロールする事ができます。そんなずっと表示されているべきものなんて結構少ないと思います。
リモートワークが増えて場所移動がなければWiFiも繋ぎかえは少ないですし、バッテリーも基本的に電源に繋ぎっぱなしで利用していれば本当にやばい時だけバッテリー10%の表示のアラートが表示されますので普段は不要だと思いました。そんなステータスを非表示にしてみたいものだけ表示するということができます。
その他にも並び替えができます。必要最低限のアイコンに削ってから、さらに必要な順に並び替えができます。
NotePlan
日々のタスクをMarkdownで記録できます。前日や前週などに後日の予定をまとめておいたりするとその日に作業するタスクを確認することができます。setupのライセンスを追加購入する必要がありますが、iPadやiPhoneとの同期もできます。iCloudKitを使った同期やDropboxでの同期もできますので使いやすい方法で同期すると良いですね。
見返すこともできるので、日記的に日々やった事とかも記録しておくと良いかもしれません。
オフラオインでも利用でき、議事録としても便利で、さらにはWikiとして使う事もできるかもしれません。
同期を利用して色々なデバイスでみたい場合はSetappのライセンスを複数サブスクリプションする必要があり、iPhoneとiPad、Mac用の3つ契約する必要があるのが少し辛いところではあります。
Dropbox同期で利用しているのですが同期がリアルタイムではなくアクティブになると同期が開始するようで外出先で見ようとしても少し時間がかかったりする事があります。iCloudKit経由だともしかしたらスムーズなのかもしれませんが容量オーバーするとiCloud課金をする必要がありそうなのでまだ試せていません。
Dash
プログラミングの辞書ツールです。オンラインで公開されているプログラミング言語の辞書をローカルに落としてきて検索する事ができます。ローカルに落としているのでとても高速に動作します。 ネットが使えない環境でも事前に辞書をインストールしておけば使えるのが嬉しですね。
良い機能としては、スニペット機能もついていてソフトに依存しません。特定の文字列を使っているソフトで入力すると入力内容を差し替えてくれます。メールアドレスやよく使うCRUDのコントローラー、デバッグで使える記述、Deployコマンド、メールで挨拶で使う言葉やメールの署名、請求書の指示でよく使うフォーマットなど記録しておくことができすぐに呼び出すことができます。
Paw
Swaggerなどスタンドアローンで動作するツールも出てきましたが、YAMLを書くのがとてもめんどくさいです。
Pawを使えばAPIを叩いてくれたりレスポンスが200で帰ってくるかテストをしたりすることができます。レスポンスもWEBそのままのものを見たりJSONをテーブルのように整理して表示してくれたりなど開発でとても役立っています。説明なども記録できるのでチーム内でAPIのドキュメントとして共有するのもとても良いと思います。
ログイン情報なども変数などを使って環境ごとに制御できます。
Pawを持っていない人にシェアできる機能などもありますがSetappのユーザだと共有できないように思いました。もしかしたら本家の方のサブスクリプションに入らないとWEBで共有機能は使えないかもしれません。
TablePlus
データベースをエクセルのように見られるソフトです。SSHトンネルなどの踏み台接続にも対応しています。幅広いデータベースソフトウェアに対応していてMySQLやPostgreSQLはもちろん、MariaDB 、 Amazon RedshiftやMongoDB 、Casandra 、 Redis 、 Olacle 、 Microsoft SQL(MSSQL) 、 SQLite 、 Snowflake 、Cockroach、GreenPlum 、Vertica など使ったことないデータベースまで幅広く対応しているようです。
もともと無料で使えるのですが、有料にアップグレードすると1つのデータベースサーバに接続している時にタブが使えます。複数のテーブルを参照するときに便利に使えますがsetuppからインストールすれば複数タブが使えるので制限があって不便を被るより全然いいですね。
こちらのソフトの特徴は保存するまで調整がコミットされないという事です。複数カラムや複数行を調整して確認して大丈夫であれば⌘+sで保存する事ができます。従来のデータベースツールだとカラムを調整しようとすると1項目ずつアップデートがかかってしまいましたがこちらのツールは一通り調整が済んだと思ったら保存できるというのが便利ですね。間違えたら一大事な修正も何度か確認したり同時に反映したい事も貯めてから反映できるので安心ですね。
Backtrack
設定した時間の音をずっと記録していてくれます。Macのマイクの音を記録しMacのメニュー画面から何時間分の音声を呼び出したいか指定するとmp3にして書き出してくれます。Macの前で電話していてどんな話をしたかもう一度聞き直したい時などには何もしなくても事前設定した時間の音声を記録して置いてくれるので後から必要になった時にもすぐにさかのぼって音声を保存できるので、議事録に記録を撮り忘れてしまった事を悔やむこともなくなるはずです。
ひとまず常駐させておくという必要があるのですが、会社の自分の机で同僚や上司と話た内容をテキスト化の必要があったりするとこちらで遡ってテキスト化することで安心ですね。
BetterTouchTool
Macのショートカットやマウスジェスチャー、タッチバー、crontabのような時間によって発動させるなどの設定をできるツールです。特定のボタンを押すとウィンドウのサイズを設定しておいたサイズに並べたりなどすることができたり繰り返し作業も多少自動化することができます。
僕はディスプレイサイズを調整できるキーボードショートカットとタッチバーに電池残量を表示する設定などをこちらのソフトでしました。サブディスプレイがウルトラワイドディスプレイでウェブサイトを3枚ほど表示できる広さなのでちょうど良いサイズにブラウザをリサイズして並べたりなどするのに利用しています。資料を読みながら別の作業をする時にとても便利です。
ウィンドウサイズ変更の設定はパーセンテージ指定なので普段使っているディスプレイと別のディスプレイに繋いだ時にもパーセントで設定しておけばどんなディスプレイを使ってもいい感じに分割することができます。
タッチバーにNightShiftや画面スリープ、画面ロックを呼び出せるボタンを作るとても便利なことが最近わかりました。
設定画面から同期の設定ができますがiCloud DriveかDropboxとの連携ができます。私はDropboxで同期していますが複数台で同じ設定ファイルを参照している時はリアルタイムに反映されないのでしっかり反映されているか確認した方が良いかもしれません。
便利な使い方がたくさんあるので分割して別の記事にして紹介しようと考えています。
Squash
画像をいろんな形式に変換できるツールです。ブログの写真の調整をする時にまとめて複数枚の画像の画質を調整したり、明るさを調整したり、色味を調整したり、画像の形式を調整したり、圧縮率高めで書き出したり、メタ情報を省いたり、リサイズしたりと言ったことができます。
ブログを書いたり説明ドキュメントを作る人には結構便利につかえるのではと思いますので是非ためしてみてください。このブログを更新するのには欠かせないツールとなっています。
Lofi Garden
最近Setappに登場したアプリのようですが、作業集中音楽が流れるというシンプルなアプリです。メニューバーに常駐されて再生ボタンと停止ボタンしかありません。あとはMacを起動した時に自動的にアプリを起動するかしないかしか選ぶことができません。曲の繋ぎはフェイドインフェイドアウトのようでボーカルはないです。
YoutubeやAppleMusicでプレイリストを聞けばいいから必要ないかなと思いましたが、使ってみたら思ったより良くてこれから使っていこうと思います。
ちなみに、オフラインでもいいかと思って試してみたのですが、ネットが繋がっていないと聴けないようです。
まだ使ってないけど気になっているアプリ
KeySmith
こちらのツールはキーボードやマウス操作を記録してキーボードショートカットを押したときに自動化してくれるツールのようです。
Gitfox
GitをGUIで利用できるクライアントのようです。今は他の有料ツールを使っているので試せていませんがこちらのクライアントが優れていたら乗り換えるかもしれません。
Paste
クリップボードを管理できるツールのようです。iOS向けにもライセンスされているようで連携が便利そうですがMacのデフォルトで同じネットワーク上で同じAppleIDでログインしていればクリップボードの同期がされるので、そこまで拡張が必要なのかなぁと思いまだ利用できていないソフトです。
Canary Mail
メールクライアントのようですが、別のメールクライアントを使っているためこちらはまだ試せていません。セキュリティー機能が充実していたりするようなので使ってみたいなと思っています。
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こんな人におすすめ
やはり使いたいツールが揃ってないと単品購入の方がお得かもしれませんが、Setappは払ってる範囲で使えるならたくさん使おうと開拓してみるのはいいかもしれません。最低契約期間がないので1ヶ月とりあえず使ってみるというのがいいかもしれませんね。一括で買い切ってしまうとアップグレードされてまた課金が必要になるかわからないので、Setappのサブスクリプションに入っていれば最新版が常に使い続けられるのは嬉しいところでしょう。
Macを買い替えたり、MacOSアップデートでいずれは最新のアプリに切り替えないといけないので買い切りよりは今回紹介したSetappのようなサブスクリプション課金の方が使いたいタイミングだけ支払いができて買い切りより安く済むことも多いのでおすすめです。
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